桜の花が咲き始めました
日に日に桜の蕾が膨らみ、少しずつ開花し始めました。(写真をクリックすると大きくなります。)
1.集いの広場のソメイヨシノ
ソメイヨシノは一部咲きと言ったところでしょうか。
白い花は、コブシです。
2.勝又農園付近のソメイヨシノ
陽当たりが良いせいか、二部咲きくらいです。
3.運動広場のヒカンザクラ
2週間ほど前から咲き始め、今では葉も随分開いてきました。
早春の森を覗いてみれば
(写真をクリックすると、大きくなります。)
1.ウグイスカグラの花
木の大きさは1m程度で、小さなもピンク色の花がたくさん咲いています。園内の各所で見られます。
2.ヒサカキの花
クリーム色の小さな花が、枝先に下向きに咲いています。独特のかおり(におい?)がします。
「あまりいいにおいじゃないね」と感じる人と「早春のいいかおりだね」と感じる人がいます。あなたはどちらでしょう?
葉は濃い緑色をしていて、木の高さは1~3mくらい、園内の各所に生育しています。
3.イロハモミジの芽吹き
イロハモミジとは、いわゆる「もみじ」のこと。他の木に先駆けて新芽が芽吹きます。
秋の紅葉もさることながら、芽吹きもとてもきれいです。
4.ウグイスのさえずり
ホーホケキ・・。
まだあまり上手なさえずりではありません。枝の中でチャッ、チャッとないていることもあります(笹鳴き)。
5.シジュウカラのさえずり
さえずりは、ツツピーツツピーツツピー。
地鳴きは、シージュクジュク など。
似ている仲間のヤマガラは、少しのんびりした感じでツーツービー、ツーツービー などと聞こえます。
6.コゲラのドラミング
コンコンコンコンコンコン、とドラムの音のようにすばやい響きを奏でます。
スズメくらいの大きさのキツツキの仲間です。
7.アオダイショウ
あたたかい陽気に誘われて姿を現したようです。
アオダイショウは、私たちに危害を加えることはありませんので、そっとしておいてあげましょう。
落ち着いて見てみると円ら(?)な瞳が印象的ですヨ。
野鳥の写真は、「船橋の野鳥」http://www2.bbweb-arena.com/manmo/index.htmから、ご本人のご了承をいただいて引用させていただいています。
待ち遠しい話題 2題
話題1 「春が待ち遠しい!ニワトコの新芽」
ニワトコの枝先に、新芽が開きました。
ニワトコはスイカズラ科の低木で、里山の明るい場所によく見られます。例年2月下旬頃、他の植物に先駆けていち早く新芽が開きます。今年も既に一週間ほど前に開き始めました。古い幹や枝には、キクラゲ(アラゲキクラゲ、食べられます)が着生しているのを見かけることがあります。
話題2 「皆さんのご来園が待ち遠しい!広場のテーブル」
つどいの広場のテーブルが新しくきれいになりました。
これまで、集いの広場にはベンチテーブルが少なくて、皆様にご不便をかけていました。既にご来園いただいた方々から、「新しいテーブルができて気持ちいいですね。」などと、早速嬉しいご感想をいただいています。
新しくなったテーブル・ベンチが、早春の訪れとともに、多くの皆様のご来園をお待ちしています。
冬の森のひっそりとした話題 2題
●オオハナワラビ
林床(森の地面)など日陰に生えるシダの仲間です。
夏には見られず、秋になると直立した茎が伸びて、栄養葉と胞子葉に分かれて育ちます。栄養葉は横に広がった3回羽状で、これで1枚の葉です。胞子葉は直立して、高さは30cm程度になります。
冬の森の中で、濃い緑色と全体の形がとても印象的です。近い仲間にフユノハナワラビがあります。
写真は、2株いっしょに写っています。
●シロハラ
こちらは、スズメより大きくて、ハトより小さい野鳥です。お腹が白いことから命名されました。近い仲間で、お腹が赤いアカハラがいます。シロハラは、秋から冬を日本で過し、春から夏を中国やシベリアなどで過ごす冬鳥です。木の実や地面の中の小さな生き物を餌にします。
森の中を歩いていると、1羽で、低い枝先や林床にいるのが見つかります。音を立てないようにすると、かなり近くまで寄っても逃げません。
なお、写真は、『Manmo's Homepage 船橋の野鳥』http://www2.bbweb-arena.com/manmo/index.htmより、ご本人のご了解を得て引用させていただきました。