県民の森のボランティア活動
見ているとハツラツとした気分になります。
黄色、オレンジ色には見ていて明るくポジティブになれる効果があるそうです。
管理事務所前のプランターはボランティアの方が植えて下さっています。
いつもありがとうございます。

「千葉県立船橋県民の森」スタッフのブログです
2月15日は、森のボランティア・里山クラブの月例会が行われました。今回は、管理事務所から会員の皆さんにお願いして、樹木ラベルの取り付けを行いました。予め事務所側で用意したラベルや針金を使い、手順や役割分担は会員の皆さんから積極的なアイデアが飛び出して、とても順調に進みました。また、Uさんご家族のちびっ子たちも手伝ってくれて、とても楽しい雰囲気の中で行うことができました。管理事務所から、改めて、皆さんにお礼申し上げます。
ラベル取り付け作業のあとは、Sさんがご用意くださったみかんを食べながら、皆さんの森への思いや、これからの活動について話し合いました。
「森のサロン(管理事務所)」では、平成20年10月14日(火)より果実酒標本の展示を始めました!
アケビ、ハマナス、ヤマグワなどおなじみの果実からクマヤナギ、チョウセンゴミシなど珍しいものまで21種、29本の果実酒を展示しています。
果実酒標本の多くは10年以上経過して色が変化し、琥珀色のグラデーションがとてもきれいです。果実の形とともにお楽しみください!
※この果実酒標本は、「船橋県民の森・里山クラブ」の黒田正博さんの善意により貸与されたものです。どうぞ、フタは開けずにご覧ください。
平成20年9月21日(日)、「船橋県民の森・里山クラブ」の例会を行いました。参加された里山クラブの皆様、千葉県森林インストラクター会の皆様、ありがとうございました。
今月のテーマは「トチ餅づくりに挑戦!」です。トチ餅づくりの作業を通して昔の人々の暮らしにふれ、森の恵みを味わいました。船橋県民の森のスタッフも初めての経験です。
トチノキの実は運動広場で収穫しました。外側の厚い殻を割ると、中からクリのような実が出てきます。トチノキの実はとてもアクが強いので、このままでは食べられません。じっくりと時間をかけてアク抜きを行います。
この実をお湯につけてしばらくおき、皮をやわらかくして包丁で剥きます。お湯につけても皮が固く、剥くのにはとても苦労しました。トチ餅づくりで一番大変なのはこの作業だったかも知れません。皮を剥いたトチノキの実は5日~1週間、水にさらしておきました。
コナラの灰を水に溶かして灰汁をつくり、トチノキの実を投入してしばらく煮ます。このあと、灰汁につけたまま2日間おきました。
灰汁を洗い流してザルに上げると、トチノキの実が黄金色に変わっていました。ほんのりと甘い香りもします。が、つられて食べてしまうと…うーん…まだまだ苦いです。
いよいよトチ餅づくりに取り掛かります。トチノキの実ともち米を合わせて蒸籠で蒸し、臼と杵でついて餅にします。
餅つきには森林インストラクターのリュウモンさんが大活躍!我々は合いの手を入れるのみ!
つきあがったトチ餅は小豆餡やきな粉をまぶし、皆で試食してみました。気になるお味の方は…皆さんの笑顔(苦笑?)が物語っていますね!
今回の挑戦では、初めてだったということもあり、トチノキの実独特のエグ味、苦味を完全に抜くことができませんでした。それでも、ちゃんと食べられるものが出来上がりましたし、昔の人々の苦労にふれることができたというのは貴重な体験になりました。
「来年こそは!」リベンジを誓う里山クラブのメンバーでした。
●今回の教訓
・トチノキの実は、皮をむいたときに小さく砕いておいた方がアクが抜けやすい。
・もち米と合わせて蒸す前にトチノキの実をさらに小さく、粉になるくらいに砕いて混ぜた方がおいしい。
●ボランティアの募集について
船橋県民の森では、「森のサポーター」として船橋県民の森の管理運営に協力してくださる
ボランティアの方々を募集しています。現在募集しているボランティア活動は、次のとおりです。
森のガイド/森の案内をしたり、ご高齢の方や障害をお持ちの方が森を利用する際のサポートをします。
パトロール/みんなが安心して過ごせるよう、森の中の見回りをします。
自然観察、野草の保護/野草の調査をしたり、保護を呼びかけるサイン(看板)をつくります。
野鳥の森づくり/水場のまわりに隠れ家となる茂みをつくったり、巣箱をかけて野鳥が観察できる森を育てます。
クリーン・キーパー/森の中をキレイに保つために清掃を行います。
遊びの達人/プレイリーダーとなり、子供たちといっしょに遊んだり、安全に遊べるよう見守ります。
イベント・サポーター/「船橋県民の森フェスタ」「さくら祭り」等、船橋県民の森で開催されるイベントの企画、運営に参加します。
広報/船橋県民の森のできごとやボランティアの活動を紹介するミニ新聞をつくります。
●募集対象
?18歳以上の男女
?船橋県民の森の管理計画、管理目標に賛同してくださる方
※管理事務所の判断でボランティアの登録をお断りする場合もございますのでご了承ください。
●お問合せ・お申込み
船橋県民の森 管理事務所(担当者/木村友)
船橋市大神保町586-2(〒274-0082)
電話/047-457-4094
FAX/047-457-3445
Eメール/funabashi-kenminnomori@nifty.com
船橋県民の森でのボランティア活動に関心のある方は、ぜひご連絡ください。皆様のご参加をお待ちしております!
昨年と比べて少し遅れていましたが、船橋県民の森ではヤマユリが咲き始めています。ヤマユリの美しい花や、その甘い香りは自然観察路から楽しめます。
ヤマユリは、里山の自然の豊かさを示す植物です。しかし残念なことですが、日本では野山に自生するヤマユリが心ない人に持ち去られています。船橋県民の森でも、以前に比べて数が少なくなってしまいました。
そこで船橋県民の森では、サポーターの皆さんとヤマユリの保護活動「ヤマユリの里づくり」に取り組んでいます。「ヤマユリの里づくり」では、自生するヤマユリに支柱を立てたり、保護を呼びかける札を取り付ける活動を行っています。
船橋県民の森では、「森のサポーター」として「ヤマユリの里づくり」に協力してくださるボランティアの方々を募集しています。
●お問合せ
船橋県民の森 管理事務所(担当者/木村友)
船橋市大神保町586-2(〒274-0082)
電話/047-457-4094
FAX/047-457-3445
Eメール/funabashi-kenminnomori@nifty.com
船橋県民の森でのボランティア活動に関心のある方は、ぜひご連絡ください。皆様のご参加をお待ちしております!