今月の森情報・野鳥
最近、集いの広場付近で見られた野鳥を紹介します。
1.アトリ(アトリ科) ★冬鳥(夏をシベリアなどで過ごします)
今シーズンはアトリの当たり年みたいです。普段見られないところで見られたという情報をよく聞きます。
2.エナガ(エナガ科) ★留鳥(千葉県では、一年中見られます)
群れになって訪れます。身体が小さくて声もか細いですが、かわいくてにぎやかです。
3.メジロ(メジロ科) ★留鳥(千葉県では、一年中見られます)
スギやシラカシなどの常緑樹の枝先でよく見られます。この季節は群れでいることが多く、「チー」とか「チュルチュルチュル」とか、なかなかおしゃべり好きのようです。
4.ルリビタキ(ヒタキ科) ★漂鳥(夏を中部地方や東北地方の高山などで過します)
写真はメスです。オスは背中が名前のとおり瑠璃色で、遠くからでもわかります。低い枝先とか地面付近などで、単独で見られます。
5.ヤマガラ(シジュウカラ科) ★留鳥(千葉県では、一年中見られます)
スズメくらいの大きさで、シジュウカラやメジロに混じって、枝先で見られます。シジュウカラは身体全体が白と黒のほぼツートンですが、こちらは写真のとおりカラフルです。
6.ハシブトガラス(カラス科) ★留鳥(千葉県では、一年中見られます)
ご存知カラスはカラスでも、くちばしが太くてズングリしているのでこの名があります。街中でよく見られます。先日バーベキューで来られたお客様が、オニギリを横取りされました。ご注意を。
本日は、ここまでにして、また次回ご紹介したいと思います。園内でも同様にご紹介しておりますので、ご来園の上、望月(所長、森林インストラクター)までお尋ねください。
なお、紹介文の一部と写真は、『Manmo's Homepage 船橋の野鳥』http://www2.bbweb-arena.com/manmo/index.htmより、ご本人のご了解を得て引用させていただきました。